日本語が随分とお上手で

セネガル人と日本人のハーフが色々なことを気ままに綴ります

新しい方向性

みなさん、こんにちは

あみちゃんです。

 

前回の記事で話した通り、

ソーシャルメディア断食?デトックス

をしている間に色々なことを考えました。

ソーシャルメディアデトックスの方が中毒性あります、気を付けて笑)

 

というのも、大学生活も残り少なくなってきていて

仕事を始めるまでに自分と向き合える時間がこんなにあるのも今だけ

 

どんなに仕事が忙しくなるか分からないし、

始めてしばらくはハゲ散らかす勢いで

色んなことに立ち向かわなくちゃいけない

 

でも実際働き始めるのは凄く楽しみだし、

そんなに心配もしていないのだけど(ドンと構える)

冬休みの間に読んだ江原さんの本にあった

「適職」と「天職」の言葉がずっとひっかかってる。

 

いきなりスピリチュアル濃くなりますが、笑笑

仕事には二種類有ります。

それは「天職」と「適職」です。「適職」とは、あなたが生まれつき持っている資質の中で、「お金を得ることができる技能を生かした職業」のことです。たとえば、「私は気配りすることが得意」という人がサービス業に就いた場合、それは「適職」になります。

 一方、「天職」はお金に関係有りません。自分のたましいが喜ぶ仕事、たとえば好きで好きでたまらないこと、放っておくと時間が経つのも忘れて没頭できるようなことです。自分の理想をとことん追求できるし、その仕事を通して多くの人に役立つことができる。それが「天職」なのです。しかし、天職だけでは食べていけません。

 私たちには「天職」と「適職」の両方が必要なのです。「適職」だけだと、お金は得ても、魂が満足しません。一方、「天職」だけだと、喜びはあっても、食べていけません。つまり天職と適職は、車の両輪なのです。

 

確かに、内定を貰った仕事は自分にとって「適職」だと思うし

まだ働き始めていないけど、この仕事を通していつか

「天職」を見つけることになるかもしれない。

 

それで、お金が発生しないこのブログのことを考えてみたけど

ブログを書き始めてから色んな人から、面白いって言ってもらえて嬉しいし、

書いてよかったなと思うんだけど、なんか違う!

絶対もっと面白く伝えられるし、

絶対もっと面白い話なんて山程ある(消火器の話とか)

これだから、下書きが溜まる一方で自分が納得できるとこまで持ってけない。

 

そこで新しいプラットホームにチャレンジすることにしました。(まだ秘密)

今更だけどそもそもブログはだいぶ古い。笑

 

資材も必要だし、技術も必要だし、人の協力も必要だけど

ブログよりもっと自分らしく自分を発信できる気がする(人を笑わせるのが好き)

現にそのことを考えるとワクワクし過ぎて眠れないし、

もう「考える」の次元を超えてひたすら「妄想」している変態

 

これがもしかしたら「天職」なのかもしれないし、

「天職」じゃなかったとしても、人生やっぱり色々チャレンジするのが一番大事

このブログだって始めてなかったらこの考えに辿り着けなかった。

 

新しいプラットホームに移るまで、時間がかかると思うけど

楽しみにしていてください!(YouTubeではありません笑笑)

 

いつかみなさんに、ママの協力を得て

「カバン舐めの男」の話を伝えられる日がくるといいなと思います

(この話をブログで書こうと思って文にできなかったのがそもそものきっかけ)

 

これからもたまーにブログ書きます!

7 Days Vegan Challenge

みなさん、こんにちは

あみちゃんです

 

東京の実家からアメリカに帰ってきて、

普段全く雨が降らない場所に住んでいるのですが、

早速雨を降らしています(れっきとした雨女)

 

さて、今回は自分が挑戦した

「7日間ヴィーガンチャレンジ」について書きたいと思います。

 

海外にいるとよく食事に制限を設けている人に出会うと思います

 

イスラム教やユダヤ教の人は豚を食べなかったり、

ペスカタリアンの人は魚は食べても肉を食べなかったり、

ベジタリアンの人は肉、魚を食べなかったり、

ヴィーガンの人は、肉、魚、卵、乳製品を一切食べなかったり

 

基本的になんでも食べる日本人にとっては想像しづらい生活を送っている人たちですね

 

ぶっちゃけた話、自分はこの中でもヴィーガンの人たちに偏見を持っていました。

 

近く遠い昔にアメリカ政府の奨学金セネガルに一年住んで、

セネガルの現地語であるウォロフ語を習得するという経験をしたのですが

その時にアメリカから一緒に行った仲間の一人にヴィーガンの子がいました。

 

セネガルの主食は米と魚と肉。肉か魚が入っていない料理はほぼないし、

入っていなくても、ヨーグルトみたいなミルクを粟にかけたものだったり

とってもヴィーガンアンフレンドリーな国です。

 

そんな子がセネガルに行って大丈夫なのか、と心配したのですが

案の定、だいぶめんどくさいことになりました。

 

せっかくセネガル人がおもてなしの心を込めて作ってくれたご飯を

「私ヴィーガンなので食べれません」と断る。

決して裕福な暮らしをしていないセネガル人が自分とその家族の食費を削って、

作ってくれたご飯を、アレルギーとか正当な理由もなしにはねのけるなんて。。。

(ここはアフリカなんだから出されたもん感謝して黙って食え!)

 

アフリカには食卓にご飯があることが「普通」じゃない所もあります。

 

また、セネガルにはラマダーン断食月)の終わりを祝って

羊を殺して神に捧げる「タバスキ」という犠牲祭があるのですが、

その時も「そんな酷いお祭りの時にセネガルに居たくない」とスペインに逃げたり。

(文化の一つなんだから部外者が自分の価値観押し付けんじゃねーよ!)

 

結果、ヴィーガン=自分がどれだけ恵まれているか分からない自分勝手な人達

という偏見が生まれました。

 

書く必要もないですが、偏見を持つことはよくないです。

偏見は自分の視野を狭めます。重々と反省しています。

ごめんなさい。(自分も若かった)

 

そこで偏見打破として、

一週間ヴィーガンになってみようというチャレンジをしました。

思ったより凄く大変でした。

 

スーパーに行っても、買えるものはほぼ野菜だけ。

加工食品でヴィーガンが食べれそうなものでも、

ラベルをみるとバターとか卵とか牛乳がさりげなく入ってたり。

 

思うと、こんなに自分の体に入れるものに注意したことなかったなと気付く。

 

そして、頭が冴える冴える。体が軽い軽い。

ヴィーガンになると頭が冴えるという噂がインプットされてたので

ただのプラシーボの可能性あり。(でも結局冴えた感じがしたから結果オーライ)

 

なーんだ、ヴィーガンって結構大変だけどいいじゃーん♪

自分ヘルシーってかーーんじーー♪

今までヴィーガンってだけでいろいろ決めつけててごめーん♪

と、ハッピーに終わりを迎えられると思ったのも束の間。

 

友達とご飯に行く機会があって

(どうせ自分が食べれるもんなんてサラダくらいしかないんだろうなー)

と思いながら行ったレストランでメニューを広げて気付く。

 

あああああああああああああ!!!!!!

 

そうか。

 

自分は今まで「これは食べたい食べたくない」の世界で生きてたけど、

ヴィーガンの人達は「これは食べれる食べれない」の世界で生きてるんだ。

 

今までメニューを広げて「自分」が食べたいものを「自分」の好き嫌いで判断して、

食べてた「自分」が一番恵まれていたのですね。

 

そうです、私が変なおじさんです。

 

じゃなくて、

 

そうです、私が「自分がどれだけ恵まれているか分からない自分勝手な人」でした。

 

これだから偏見を持つことはよくないんです。

偏見は自分に返ってきます。ブーメランです。くっそ痛い。

 

(ただ、ヴィーガンの方々、アフリカとかに行く時にはルール緩めでお願いします。

アフリカの人の家畜等の育て方・殺し方はアメリカみたいじゃないです。そもそも。

その国特有の食文化に触れることも凄く大事だと思います。

但しアレルギー等命に関わる心配がない限り。)

 

これからもちょくちょくヴィーガン生活しようと思います。

(皆さんも是非)

 

あみちゃんの次のチャレンジはソーシャルメディア断食です。

インスタとかフェイスブックとか消して、魂の修行に専念するので、

またしばらくブログは更新しませんが、下書きを溜めていこうと思います。

 

バイバイキーン

 

2/2/2019 @San Diego

2018年

みなさん、新年明けましておめでとうございます

あみちゃんです

 

期末試験に追われゾンビ状態で居たので、

ブログの更新ができませんでした

 

 

特に定期的に書こうと思って立ち上げたブログではないので

特に謝りません(笑)

性格上、自分の書きたいと思ったことを

書きたいと思った時に書くのが一番だと思ってます。

(実際は色々下書き書いてインスピレーションが降りてきた時に

手を加えつつ納得できるまで温存してます)

 

個人的に2018年は濃い一年でした。

(五年分くらい生きたかなと思うくらい)

 

楽しいことはもちろん、ツラいこともドンっと一気に来ました

例えるなら大食い選手権で巨大イチゴパフェを幸せに食べ終えたと思ったら

すかさず激辛大盛りカレーをテーブルに置かれ、

「まあ流石にちょっと辛すぎると思うのでここに牛乳一杯置いときますね〜」

みたいな感じでした。

 

もう少し小分けにして欲しかったのが本音ですが、その分「魂」が急成長しました。

 

新年になると、今年はこうしよう、こうなろう、

と、みなさん色々目標を立てると思います。

 

私も実際この時期が近づくと、浮かれるのか、自信に満ち溢れ

「今年は絶対〇〇できる気がする!今年は絶対〇〇になれる気がする!」

と意気込みますが暫く経つと、自分のたてた目標さえ忘れている自分に気づき

「あ〜、結局今年もダメだったな」

と自分で自分を意味もなく裏切るサイクルを創り出していました。

(勿論、自分のたてた目標に忠実に生きる人もいます。心から尊敬。)

 

そして気付いたのが、何しよう、何になろう、という目標をたてることより

「人生が与えてくるどんな酸いも甘いも嚙み分けていこう」

という精神でドンと構えているのが一番なのかなということです。

 

なぜなら2018年

「こんなことが起きていいのか!?一体全体どうなってんだ!?」

と思うくらい大分ツラいことが起きましたが、長い目で見ると、

「これは自分の成長に欠かせない出来事だったな」と痛感します。

 

更に、そういうツラい時こそ

(ああ、昔あの人が言ってたこと、やってたこと、

当時はぶっちゃけ意味わかんなかったけど、こういうことか)

っていうのもよく思い出します。

むかーし何気なく聞いてたことが意味を持ち始めたり、

分かってきたり、本当に人生は必然の繰り返しなのだなと再確認します。

 

試練を与えてくれる人も物も、助けてくれる人と物と同じくらい欠かせない存在です。

 

(よくミニマリズムとかいうけど人生ほど無駄がないものはないんでね????)

 

なのでツラいことが起きた時にネガティブ全開で

自分も周りも無闇矢鱈に巻き込むのではなく

「うおー、そう来たか!!まじか!!やばいな!!」

とちょっとMっ気出して素直に楽しめるくらいの精神に一歩近付けたかなと思います。

(いつか、あまり色々気にせず生きれる様になったきっかけのエピソードも書きますというか公開します。笑)

 

普段からツラいことを表に出すキャラではないし、

アホなことしてるのが純粋に楽しいと思う人なので、

驚かれることもありますが、自分も人間です。

(度々宇宙人疑惑が浮上するけど)

 

何が起こるか自分でコントロールできないものに

いちいち振り回されてたら身が持たんわい!

(要は振り回されたくなかったら自分の中にしっかり根を張りんしゃいということ)

 

 

2018年で培った精神を大事に2019年もドンと構えていたいと思います。

(結局目標になってしまったけどエゴではなく魂本位のものなので甘く見てください。笑)

チャリンコのはなし

みなさん、こんにちは

あみちゃんです

 

「クレヨンのはなし」を読んでくださった方々ありがとうございます

色々な人から「読んだよー」「面白かったよー」「これからも続けてねー」

と言ってもらえて嬉しいです。感謝感謝。

 

今回は前回の話で匂わせていた「お役所のはなし」になると思いきや、

全く関係ない「チャリンコのはなし」です

 

よくアメリカで聞くフレーズで

"Once you learn how to ride a bike, you will never forget it"

というものがあります。

 

どういう意味かというと、

「一度自転車の乗り方を覚えれば、一生忘れない」

 

つまり、アメリカ人に"It's like riding a bike"(自転車に乗るようなもんだよ)

と言われたら、「最初は難しいけど一度身につけば一生自分のもの」という意味。

 

 

最近instagramで自分が愛用している自転車のMoëtちゃんを紹介したのですが、

(ボディーの色がシャンパンゴールドなのでMoëtちゃん、そして昔から所有物に名前をつけるのが好き)

その時に思ったのが「アレ、どうやって自転車って乗れるようになったんだっけ?」

 

みなさんは自分が自転車に乗れるようになった時のこと覚えてますか?

何年も乗らなくても、いつでも昨日乗れるようになったみたいに、

乗れる自転車とあなたの原点。

 

大体の人はある程度の歳になったら親から補助輪付きの自転車を買ってもらって、

公園とかでひたすら練習する。

 

自分も例外ではなく、おばあちゃん家の横の小道や近くの公園で

補助輪を「ガーガー」言わせて(ピンクの自転車だった気がする)

ひたすら行ったり来たり。行ったり来たり。行ったり来たり。

 

そしてある日そのうるささに痺れを切らしたおばあちゃんが

「あんたもう補助輪外しなさい」といきなり警告なしのレッドカード

そしてペンチを持って駆け寄る二人目の審判(おじいちゃん)に補助輪を取られる

 

補助輪は正直外して欲しくなかったけど自分でも

(あんだけ行ったり来たりしたんだから大丈夫だろう)

という自信があった。

 

が、もちろん補助輪は思ってたより凄い。

何回挑戦しても全く乗れない、転びまくりで癇癪の嵐、涙、鼻くそ、

終いには「補助輪の付いてない自転車なんて自転車じゃねー!」と投げ出す。

 

そしてしばらく自転車は諦め、

「やっぱり頼りになるのは自分の速い脚だな」と開き直り、

裸足で公園を駆け巡る日々に戻る。野性的な自分に文明の利器は合わない。

自分より先に自転車に乗れるようになった友達に負けんと、裸足で自転車を追いかける

 

そして遂に(もう自転車なしで生きていこう)と決心をした矢先に、

おばあちゃん家の横の小道で自分がスイスイと自転車に乗っている夢を見る。

 

そして起きて、「ママ、自転車乗ってる夢見た!もう自転車乗れる!」

と根拠のない大発表を家族みんなにして、みんなに見守られながら小道でお披露目。

 

(今でも)信じられないけど、本当に乗れるようになってた。

家族みんなビックリの瞬間。(ママは多分覚えてる)

 

「夢だけど夢じゃなかった!!」は正にこのこと。

それから、自分はトトロ信者です。(トトロありがとう)

 

確かに自転車は不思議な乗り物だなー

とMoëtちゃんに乗りながら日々思います。

 

12.07.2018 

San Diego

クレヨンのはなし

みなさん、こんにちは

あみちゃんです

 

これが初めてのブログ記事になりますが、

二十数年生きてきた中のエピソードでどれが初めての記事にふさわしいか考えた時に

「お役所のはなし」か「クレヨンのはなし」どっちにするか迷いましたが

 

物心がつきはじめた頃の「クレヨンのはなし」にすることにしました。

(お役所のはなしはいつかまた)

 

小学校一年生の時に初めてクレヨンセットが配られて

箱を開けた時にワクワクした気持ち覚えてますか?

保育園や幼稚園の一つの箱にぐちゃぐちゃに集められたクレヨンではなく、

新品の角が揃ったピッカピカのクレヨンセット

 

「うわー、すげええ、絶対大事に使おう」と誰もが決意しますが、

数週間後にはクラスの意地悪な男の子に折られます。無念。

 

そんな新品のクレヨンを使った最初の課題は「自分の絵を描いてみよう!」

 

配られた真っ白な紙に何も考えず輪郭、目、鼻、耳、眉毛、口、髪の毛

小学校一年生の描いた顔なんてどれも一緒と思いきや

 

その時がやってきた

 

色塗り

 

周りのみんながためらいもなく「はだいろ」を手に取り

白い紙に描いた顔全体に塗りたくり始める

はみ出しや塗り忘れがあってもおかまいなし

 

そして気付く

 

よく分からないけど自分は「はだいろ」ではない

 

!!?

 

念のため「はだいろ」を手にとって手の甲に線をひいてみるけど、

明らかに違う。ナニカガチガウ。

(「はだ」なのに「はだいろ」が通用しないだと!?)

 

次に「ちゃいろ」を手にとって手の甲に線をひいてみると濃い。

そして「おうどいろ」が目に留まる。多分コレダ

 

そう、

自分はクラスの女子の誰よりも先にファンデーションを買う前の儀式をしていたのです

 

とはいえ「おうどいろ」は使いたくない

「おうどいろ」って漢字が分からない小学生にとって汚く聞こえる

(もちろん漢字が分かる今でも決して可愛いものではない笑)

 

しかし授業の終わりが刻々と近づいている。時間がない。

でも気付いちゃった以上「はだいろ」は使えない。

 

どうにでもなれ!と「おうどいろ」を掴み、

みんなからの遅れを取り戻すように塗りたくる

 

するとそれを見た隣の女の子が

「あみちゃん、はだいろ使っていいんだよ」と同情を含んだ一言

 

いきなり可哀想な奴扱いされたのもアレだけど、

 

何よりも驚いたのが

自分の肌の色が違うことをその子が知っていたこと

ご覧の通り自分はその時初めて自覚した

 

(まさかクラスの暗黙の触れちゃいけない話題になってたのか!?笑)

 

0歳の時に保育園に入り、それまで鼻水垂らしながら

相撲大会でなぜか準優勝したり、近所の公園で擦り傷作りながら

平和に生きてきた人生が覆された瞬間だった

 

そして一週間後、全学年のクレヨン自画像が下駄箱エリアに貼り出され

一人だけ色が違う自画像を見上げ、子供ながら、

これから大変なことになるなと思ったのでした

(そして実際に大変なことになる)

 

忘れられないクレヨンのはなし

12.01.2018 San Diego